境界トラブルで、対応に悩んでいる方はいらっしゃいませんか。
隣人との関係を良好に保つために、トラブルは穏便に解決したいですよね。
この記事では、境界トラブルの解決法について説明いたします。
▼境界トラブルの解決法
■越境物がないか確認する
土地の境界線に越境物がある際は、必ず土地の所有者が撤去しましょう。
例えば、自分の敷地に木の枝が侵入している場合は、相手に伐採を求められます。
勝手に伐採をしてしまうと、不法行為とみなされる可能性があるため注意が必要です。
■境界線の測定を依頼する
境界線があいまいな場合は、土地家屋調査士に相談するのがオススメです。
土地家屋調査士は土地の調査や測量だけでなく、境界標の設置や復元・登記手続きまで対応できます。
境界線を明らかにできるうえ、将来的に起こりうる境界トラブルの回避にもつながるでしょう。
■ADR機関・境界問題相談センターを利用する
境界問題相談センターは、土地境界問題専門のADR機関で、裁判によらない境界トラブルの解決をサポートしてくれます。
ADR認定土地家屋調査士と弁護士が調停人となり話し合いを進め、早期解決のための助言をしてくれる機関です。
相手の合意が必要になりますが、裁判を避けたい場合には利用を検討すると良いでしょう。
▼まとめ
境界トラブルの解決法には、越境物の確認や境界線の測定依頼・境界問題相談センターの利用などが挙げられます。
当事者同士で解決できない場合は、土地家屋調査士や弁護士など専門家への相談を検討してみましょう。
『土地家屋調査士土井將照事務所』では、豊富な専門知識と経験で、土地や家屋に関する幅広いお悩みに応えております。
境界の調査や登記の依頼をお考えの際は、お気軽にお問い合わせください。