区分建物表題登記とは

query_builder 2023/11/22
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マンションやアパートの所有者は、不動産登記を申請する必要があります。
その不動産登記の1つである「区分建物表題登記」をご存じでしょうか。
そこで今回は、区分建物表題登記について解説します。
▼区分建物表題登記とは
マンションまたはアパートを新築した時に行う登記を「区分建物表題登記」と呼びます。
建物全体と、部屋ごとの所在・種類・構造を明らかにするのが目的です。
まず法務局にて公図・地積測量図などを調査し、続いて建物の底地や状況などを調査します。
所有者または所有権の名義人は、完成してから1ヶ月以内に申請しなければなりません。
▼区分所有建物の条件
■専有部分と共有部分があること
建物の各部分に、構造上の独立性がある専有部分と廊下や階段など、共有部分があることが条件です。
1棟に数戸の専有部分がある場合は、それぞれについて登記する必要があります。
また、敷地の権利による割合や、規約に関わる共用部分も登記されます。
■一括表題登記と敷地権登記
一括表題登記とは、マンション1棟の建物の中に複数の住居があるときに、1つの建物として登記することです。
基本的にはマンションを分譲した不動産会社が、一括表題登記を行います。
一方で敷地権登記とは、建物の専有部分を登記することです。
▼まとめ
区分建物表題登記とは、マンションやアパートの新築が完成した時に行う登記です。
マンションやアパートは所有関係が複雑になるため、登記の専門家に相談して進めましょう。
郡山市にある『土地家屋調査士土井將照事務所』では、土地や家屋の調査や登記を行ってきた実績があります。
不動産登記に関する手続きをサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。

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