合筆のメリット

query_builder 2024/01/08
26

合筆とは、隣接する複数の土地を1つの土地に統合することです。
手続きが必要なため、面倒に感じる方もいるかもしれませんが、さまざまなメリットがあります。
そこで今回は、合筆のメリットについてご紹介します。
▼合筆のメリットとは
■土地の管理が楽になる
合筆を行うと土地の境界や権利関係が明確になり、管理が楽になります。
たとえば、境界線の紛争や境界標の維持費用を減らせます。
また、合筆後の土地は1つの登記番号で管理されるため、登記手続きや登記費用も簡素化するでしょう。
■土地の価値が上がる可能性がある
合筆によって、不整形地を整形地にしたり面積を拡大したりできます。
これにより土地の用途や開発の可能性が増え、価値が上がる可能性があります。
住宅や商業施設などの建築基準を満たすようになったり、駐車場や庭などの付加価値を高めたりできるでしょう。
■節税につながる
合筆を行うと、固定資産税の計算方法が変わる場合があります。
とくに住宅用地に該当する場合は、固定資産税が減額される可能性があります。
住宅用地とは、住宅を建築する目的で所有している土地で、一定の条件を満たすものです。
一般的な土地よりも固定資産税率が低く設定されており、条件を満たせば合筆によって固定資産税率が下がり節税につながります。
▼まとめ
合筆を行うことで管理が楽になり、土地の価値が上がる可能性があります。
また固定資産税が下がる場合も多く、節税対策としても有効です。
当事務所では、建物や土地に関する専門的な手続きに関するサポートや、代行サービスを実施しています。
合筆についてわからないことがございましたら、気軽にご相談ください。

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE