所有者不明土地とは?

query_builder 2024/02/15
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所有者不明土地とは、その名の通り所有者がわからない土地のことです。
具体的には、大きく2つのケースに分類されます。
そこで今回は、所有者不明土地とはどのような土地を指すのかご紹介します。
▼所有者不明土地とは
■不動産登記簿から所有者がわからない土地
不動産登記簿とは、土地や建物などの不動産の権利関係を公示するための公的な書類です。
登記簿に所有者の氏名や住所が記載されていない、あるいは記載されている情報が古く、現在の所有者と一致しないことがあります。
このような場合は、所有者不明土地として扱われます。
所有者が死亡して相続手続きがされていない・所有者が移転して登記変更をしていない・土地を譲渡したのに登記されていないことなどが原因です。
登記簿と実際の権利関係に食い違いが生じるため、土地の売買や開発などに支障をきたす可能性があります。
■所有者の所在が不明で連絡がつかない土地
登記簿に所有者の氏名や住所が記載されているものの、所在がわからず連絡がつかない場合も所有者不明土地に該当します。
土地を長期間放置している・所有者が海外に移住した・所有者が多数で誰が管理しているかわからない、といった場合に発生します。
所有者と連絡がつかない土地は確認や同意を得られないため、土地の売買や開発などが困難です。
▼まとめ
所有者不明土地とは、所有者がわからない土地や所有者の所在が不明な土地のことです。
売買や開発などに支障をきたす可能性があるため、早期に対処する必要があります。
当事務所では、所有者不明土地に関するご相談も承っておりますので、お困りの際はぜひご相談ください。

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