普段自分の土地の境界を気にする機会は、あまりないものです。
しかし土地を売却するときや何らかのトラブルの際など、境界を確認しなければならないことがあります。
そこで今回は、土地の境界標が見つからない原因をご紹介します。
▼土地の境界標が見つからない原因
■最初から設置されていなかった
境界標は、隣人とのトラブルを防いだり売却の際に必要だったりと大切なものです。
しかし設置の義務はないため、最初から設置されていないケースも珍しくありません。
この場合は土地境界確定測量を行い、境界標を新たに設置する必要があります。
■工事で抜けてしまった
ブロック工事や水道工事などの際に、境界標の近くを掘削したことで抜けてしまうことがあります。
土地家屋調査士に依頼して復元してもらうか、測量をして改めて設置しましょう。
■地中や構造物の下にあるので見えない
境界標が地中や構造物の下にあり、見えていない場合もあります。
地面を掘ると見つかることがほとんどですが、深く埋って構造物を壊してようやく見つかるケースもあるでしょう。
少し地面を掘っても見つからない場合は、土地家屋調査士への依頼し境界を明らかにしましょう。
▼まとめ
土地の境界標が見つからない原因には、以下のようなものが考えられます。
・最初から設置されていない
・工事で抜けてしまった
・地中や構造物の下にあり見えない
自分で境界標を見つけられなかった場合は、土地家屋調査士に依頼し対処してもらうことをおすすめします。
『土地家屋調査士土井將照事務所』では、境界標が見つからない原因を探り適切な方法で対処いたしますので、安心してお任せください。