増築後にも登記が必要な理由とは

query_builder 2024/07/15
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不動産登記とは、不動産の構造や所有者などの情報を登記記録として記載することです。
不動産の売買や相続した場合などには、必ず登記を行います。
では、所有している不動産を増築したあとには、登記をする必要があるのでしょうか。
▼増築後にも登記が必要な理由
■法律で定められている
不動産登記法に「登記事項に変更があった場合、変更があった日から1ヵ月以内に申請しなければならない」と定められています。
登記を行わなかった場合、10万円以下の罰金が課せられるため、注意しましょう。
■相続がスムーズになる
相続が行われる際、増築部分の所有者が明らかにならなければ、トラブルになる可能性があります。
増築登記が行われていることで所有者が明確になり、相続手続きもスムーズに行えるでしょう。
■金融機関の融資を受けられる
リフォームや設備の修繕などで金融機関から融資を受ける場合、所有している土地を担保にすることがあります。
その際、増築登記がされていないと、先に登記を行うように求められる可能性があるでしょう。
また不動産売買の際にも、登記されていないままでは買い手がローンを受けられない可能性があります。
■土地の所有権を主張できるから
増設後にきちんと登記を行っていれば、登記記録に記載されている所有権を主張できます。
もし災害が起きたり、他の権利主張者が現れたりした場合でも、権利が守られるでしょう。
▼まとめ
建物を増築したときにも、必ず登記を行う必要があります。
法律で定められているからというだけでなく、相続や融資などの手続きもスムーズになるため、忘れずに行いましょう。
『土地家屋調査士土井將照事務所』では、増築登記の手続きもサポートいたします。
郡山市で土地家屋調査士をお探しの方は、いつでもご相談ください。

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