合筆登記の手続きの流れ

query_builder 2024/01/22
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合筆とは、隣接する同一所有者の土地を1つにまとめる登記のことです。
自分で申請する方法と、専門家に依頼する方法があります。
そこで今回は、合筆登記の手続きの流れについて紹介します。
▼合筆登記の手続きの流れとは
①書類を取得し合筆できる土地か確認する
合筆できる土地には条件があります。
用途や地目が異なる土地や、隣接する土地の境界線が不明確な場合は合筆できません。
そのため、申請前に公図・地積測量図・登記事項証明書などの書類を取得して、土地の情報を確認することが必要です。
②申請人と代理人を決定する
合筆登記の申請人は土地の所有者で、所有者が複数いる場合は全員が申請人となります。
申請人は、自分で手続きを行うことも可能です。
しかし専門的な知識や手間が必要なため、司法書士や土地家屋調査士などの代理人に依頼するのが一般的です。
③必要書類を用意して申請書を登記所に提出する
合筆登記には、申請書・合筆登記図・公図・地積測量図・登記事項証明書などの書類が必要です。
必要事項を記入したら、申請書と必要書類を添付して登記所へ提出します。
④登記完了証を受け取る
登記所に提出した後、審査が行われます。
審査には約1週間程度かかり、審査が終わったら合筆登記が正しく行われたことを証明する登記完了証が発行されます。
これを受け取って、合筆登記の手続きは完了です。
▼まとめ
合筆登記の手続きは、以下の流れで行います。
①書類を取得して合筆できる土地か確認する
②申請人と代理人を決定する
③必要書類を用意して申請書を登記所に提出する
④登記完了証を受け取る
当事務所では、土地や家屋に関する手続き・登記などのサポートを実施していますので、ご不明な点がありましたら気軽にご相談ください。

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