境界標の種類とは?

query_builder 2023/10/13
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境界標は、土地の境界を示す大切なものです。
そのため、ある程度永続性のある素材が採用されています。
そこで今回は、境界標にはどのような種類があるのかご紹介します。
▼境界標の種類
■金属標
地面がコンクリートで、杭を打つことが難しいときに多く採用されます。
表示の仕方にもバリエーションがあり、矢印・十字の線・T字の線などがあります。
また、杭を打つのが難しい場合は、金属鋲が使われることもあります。
■プラスチック杭
地面が土や砂利の場合に使われることが多い素材です。
頭部に十字線が書かれており、線の交わった中心が境界点を指します。
ただし他の素材に比べ耐候性が低いため、仮の境界杭として使用されることが多くあります。
■コンクリート杭
コンクリート杭は地中に大部分を埋めるため、設置に手間がかかるものの、抜けたりズレたりしにくい特徴があります。
頭の部分に矢印や線によって境界点が示されており、造成地を購入した際に埋設されている場合が多い杭です。
▼まとめ
境界標の種類には、金属標・プラスチック杭・コンクリート杭などがあり、土地の状態により向いているものが異なります。
さらに境界点の示し方もそれぞれ異なるため、材質や見やすさなどを考慮して最適な境界標を選びましょう。
また境界標の設置には、専門家の手を借りる必要があります。
これから境界標の設置を検討している方は、土地家屋調査士への依頼がおすすめです。
『土地家屋調査士土井將照事務所』では、土地の測量から登記の代行まで幅広く対応いたします。

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