現地と公図が違う原因とは

query_builder 2024/01/01
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土地の相続・購入・運用において、所有権や境界に関する問題が起こる場合があります。
なかには実際の土地と公図が異なるケースもあるため、もしもの時に備えて知っておくと落ち着いて対処できるでしょう。
そこで今回は、現地と公図の地形が違う原因について紹介します。
▼現地と公図の地形が違う原因
■公図の誤り
公図とは法務局に登録されている図面のことで、古いものは明治時代に作成されました。
しかし、公図の傷みや書き換えを行ったことで、間違いが生じるケースがあります。
そのような場合は、書き換え前の公図や誤りを証明できるものを揃えることで訂正が可能です。
■土地所有者が使用方法を変えている
家を建てて住居として使用していても、公図には農地と記載されているケースもあります。
そのような場合は、以前の土地所有者が使用方法を変えているという状況が考えられるでしょう。
公図が間違っているわけではないため、分筆登記を行い所有権の移転をする必要があります。
■原因が不明
状況によっては、公図と現地が異なる原因が分からないこともあります。
公図や他の資料を調査しても解決しない場合は、法務局に相談しましょう。
地主さんや近隣の土地所有者の証言などで、公図訂正を認めてもらえる場合もあります。
▼まとめ
土地所有や境界に関する問題は、公図と現地の違いが原因で発生する場合もあります。
公図の誤り・所有者が使用方法を変えている・原因不明など、それぞれの原因にあわせて対処を行いましょう。
郡山の『土地家屋調査士土井將照事務所』では、土地の登記や測量などに関する幅広いをご相談を承っております。
公図の形状が違う方や登記の代行依頼をお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。

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