相続土地国庫帰属制度のメリット

query_builder 2024/06/01
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相続土地国庫帰属制度とは、相続した土地を国に帰属できる制度です。
あまり耳馴染みのない制度のため、詳しく知らない方も多いでしょう。
そこで今回は、相続土地国庫帰属制度のメリットについてご紹介します。
▼相続土地国庫帰属制度のメリット
■自分で引き取り手を探さなくてよい
相続した土地を売却したい場合、自分で買い手を探すのは大変です。
相続土地国庫帰属制度では、一定の要件を満たせば国が土地を引き取ってくれます。
このように、自分で引き取り手を探さなくても相続した土地を手放すことができます。
■農地や山林も簡単に手放せる
相続した土地が農地や山林の場合、売却するのはさらに難しいでしょう。
農地や山林は一般的な市場では需要が低く、価格も安いです。
また、農業委員会や林業委員会などの承認が必要で、手続きには時間や費用がかかります。
相続土地国庫帰属制度は農地や山林も対象で、他の土地と公平に審査されます。
■損害賠償責任が限定的
通常の売却では、相続した土地に何らかの問題があると、売主は損害賠償責任を負わなければなりません。
相続土地国庫帰属制度は損害賠償責任が限定的なため、国が定めた条件に沿っていれば損害賠償を請求されることはありません。
▼まとめ
相続土地国庫帰属制度は、自分で引き取り手を探す必要がなく、農地や山林も簡単に手放せます。
また、損害賠償責任が限定的なため、瑕疵があっても損害賠償を請求されることはありません。
当事務所では、相続土地国庫帰属制度のご相談や手続きのサポートを承っておりますので、気軽にご相談ください。

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