不動産相続で起こり得るトラブル

query_builder 2024/05/01
37

相続に関するトラブルは事例が多く、なかでも不動産に関する内容は大きなトラブルに発展しやすいです。
そのため、事前に起こり得るトラブルを把握して対策する必要があります。
そこで今回は、不動産相続でよくあるトラブルについてご紹介します。
▼不動産相続で起こり得るトラブルとは
■誰も相続しない
不動産相続を放棄するとその不動産は国に帰属しますが、国は空き家の管理や処分には関与しません。
そのため空き家は放置されたままになり、近隣住民に迷惑をかけたり火災や崩壊などの危険性が高まったりします。
不動産相続を放棄する場合は、その後の空き家問題にも注意が必要です。
■相続税が支払えない
不動産相続を受けると、相続税が発生します。
不動産の価格が高騰している近年では、相続税が高額になるケースも少なくありません。
相続税が支払えない場合は、納税猶予制度や分割納付制度を利用できます。
不動産を売却して相続税を賄うことも可能ですが、売却益に対する所得税や住民税が発生するため注意が必要です。
■不動産の名義変更がされていない
不動産相続を受けた後は、法務局に登記手続きを行い名義変更をしなければなりません。
名義変更をしなければ、不動産売買ができなくなったり、相続人以外の人物が不動産を占有したりするリスクが高まります。
したがって、不動産相続を受けたら早めに名義変更の手続きを行うことが重要です。
▼まとめ
不動産相続では、空き家問題・相続税の支払い・名義変更などに関するトラブルが多いです。
大きなトラブルに発展すると、親族間での亀裂や近隣住民からの苦情につながるため、未然に防ぐことが大切です。
当事務所では、土地や家屋の調査から登記まで幅広く対応していますので、お困りの際はぜひご相談ください。

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE