委任状を作成する際の注意点

query_builder 2023/09/11
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委任状とは、さまざまな理由で手続きに立会えない場合に用いられます。
手続きは代理人を立てて行われますが、作成にはどのような点に注意すればいいのでしょうか。
そこで今回は、委任状を作成する際の注意点について解説します。
▼委任状を作成する際の注意点
■本人が作成する
委任者の意思を示すため、委任状は本人が作成することが基本です。
第三者が作成すると悪用されるおそれもあるため、ご自身で作成するようにしましょう。
また、どうしても本人が作成できないときは、委任者の意思を確認のうえ代筆を認めるケースもあります。
■捨印をしない
捨印とは委任状に訂正があったときに備えて、あらかじめ余白部分に押印をしておくものです。
しかし、委任者の気づかないところで内容を書き換えられるおそれもあります。
そのため捨印はせずに、訂正箇所があればその都度対応するようにしましょう。
■間違いは二重線を引いて訂正印を押す
委任状の作成中に書き間違った場合は、二重線を引いてその上に訂正印を押します。
また訂正箇所が2つ以上ある場合は、訂正印が重ならないように注意しましょう。
■コピーしておく
コピーをせずに委任状を提出してしまうと、あとから内容を確認できません。
委任状は原本を提出する必要があるため、必ずコピーしておくことをおすすめします。
▼まとめ
委任状を作成する際の注意点は、本人が作成する・捨印はしない・二重線を引いて訂正印を押す・コピーしておくなどが挙げられます。
委任状を用いて手続きを行う場合は、これらの部分に注意して行うようにしましょう。
『土地家屋調査士土井將照事務所』では土地や建物の登記や分筆など、幅広く対応しております。
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