境界確定測量が必要となるケース

query_builder 2023/10/05
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境界確定測量は、土地の境界を明らかにする作業のことです。
この作業によってスムーズに土地の取引ができ、トラブルの回避につながることもあります。
では具体的にどのようなケースで、境界確定測量が必要となるのでしょうか。
▼境界確定測量が必要となるケース
■土地や建物を売却する場合
土地や建物の売却をする際は、境界線をハッキリさせておくことが重要です。
境界が曖昧なまま売ってしまうと、後々トラブルに発展する可能性があります。
契約の際に境界確定測量図の提示を求められることもあるため、事前に依頼するのがオススメです。
■相続税を物納する場合
相続税を納める際、現金ではなく土地や建物で納めることを物納と言います。
「境界線が曖昧な土地は物納できない」と決められているため、測量の依頼が必要です。
物納申請にあたり提出が必要な境界確定測量図や確認書などの書類を、しっかり準備しておきましょう。
■境界標がない場合
一般的には土地の境界部分に、標や杭など境界を区別するものが設置されていることが多いです。
しかし長期間測量を行っていない土地では、それらが破損していたり埋まったりしていることもあります。
土地の価格を確認したい方や境界トラブルを避けたい方は、あらかじめ測量をしておくのが良いでしょう。
▼まとめ
土地や建物を売却する際や相続税の物納を考えている場合には、境界を明らかにするために境界確定測量が必要です。
また境界標がない場合にも、測量を行っておくことで、境界トラブルの回避が見込めるでしょう。
『土地家屋調査士土井將照事務所』は土地や家屋の調査から不動産登記まで、迅速かつ丁寧に対応しております。
境界確定測量の依頼をお考えの際にも、一度当事務所までご相談ください。

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