相続した土地を売却する際に測量は必要?

query_builder 2024/03/15
34

測量は、土地の面積や位置などを正確に把握するために行います。
トラブルを避ける目的もあり、土地を売却する際に行うことが多いです。
では、相続した土地を売却する場合、測量を行うべきなのでしょうか。
▼測量は義務ではない
相続した土地を売却する場合、法律上は測量を行う義務はありません。
しかし、実際には買主側から求められることが多くあります。
なぜなら、測量を行うことで土地の面積・形状・位置などが正確に把握できるからです。
測量を行わなければ、土地の実態と登記簿上の記載が異なる可能性があり、トラブルの原因になることもあります。
▼測量を行うべき理由
■売却価格を決めるため
測量を行うことで、土地の正確な面積がわかります。
土地の価格は面積によって大きく変わるため、売却価格を適正に決めるためには測量が必要です。
また、土地の形状や立地条件なども評価できます。
これらの要素も価格に影響するため、測量は売却価格を決めるうえで重要な作業です。
■隣地との境界を確定するため
測量を行うと、土地の境界線や境界標識の位置が明確になり、隣地との境界紛争を防げます。
境界線や境界標識が不明確な場合、買主から測量費用や境界標識設置費用を請求される可能性があります。
そのため、事前に測量を行っておくことが望ましいです。
▼まとめ
相続した土地を売却する場合、測量は義務ではありません。
しかし、適正な売却価格を決めたり隣地との境界を確定したりするためにも、測量を行った方が良いでしょう。
当事務所では、土地や家屋の測量を承っておりますので、境界が曖昧な土地がありましたらぜひご相談ください。

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE