境界標を復元する流れについて

query_builder 2023/10/25
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元々の境界標が見当たらない場合は、復元する必要があります。
しかし、どのような手順で行えば良いのかわからない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、境界標を復元する流れをご紹介します。
▼境界標を復元する流れ
①資料調査
まずは、土地の境界が調査できる資料を集めます。
主な資料は、公図・地積測量図・登記事項証明書などです。
②現地調査
集めた資料と照らし合わせながら、現地の調査を行います。
隣接する土地の所有者にも事前に調査の旨を説明し、測量の許可を取って進めます。
③事前測量
資料で復元するポイントが確認できる場合は、測量後に復元するポイントへ目印をつけておきます。
また資料がない場合は、隣接する土地の所有者や測量データの確認を行って総合的に判断します。
④隣の方の立会い
隣接する土地の所有者に立会ってもらい、復元するポイントの位置を確認してもらいます。
公共物に隣接している場合は、立会申請書類を申請します。
⑤復元測量
同意を得たら、測量によって正確な場所へ境界標を設置します。
この時も、資料や設置箇所を隣地の所有者に確認してもらい、同意書類を残しておくと後々のトラブルを回避できるでしょう。
▼まとめ
境界標を復元する流れは、以下の通りです。
①資料調査
②現地調査
③事前測量
④隣地の方の立会い
⑤復元測量
境界標の復元は、土地調査家屋士に依頼することで確実に進められます。
『土地家屋調査士土井將照事務所』では登記や測量など幅広く対応いたしますので、お気軽にご相談ください。

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