土地家屋調査士が測量する目的とは

query_builder 2024/08/01
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土地家屋調査士の業務には、土地の測量が含まれます。
測量をする職業には測量士もありますが、測量の目的が異なることをご存じでしょうか。
今回の記事では、土地家屋調査士が測量する目的について解説します。
▼土地家屋調査士が測量する目的
■土地の面積を明確にする
土地家屋調査士は、登記に関する測量を行います。
登記簿謄本の表題部には、土地の面積を記載しなければいけません。
土地の面積を測量して明確にし、地目や所有者などの情報とあわせて登記簿謄本に記載します。
■土地の筆界を明確にする
筆界とは、隣地と自分の所有地との境界線のことです。
実際の土地には、明確な線が引かれているわけではありません。
地震や土砂崩れなどが起こると、隣地との境界線がわからなくなる可能性もあるでしょう。
そのような場合、土地家屋調査士があらためて測量し直し、境界線を明確にします。
■地積測量図の作成
分割登記・土地地積更生登記・土地表題登記の申請を行う際、地積測量図という公的な書類が必要です。
地積測量図は、法務省令で定められた通りに記載する必要があります。
登記に関する図面の作成は土地家屋調査士にしか認められていないため、依頼する際は注意が必要です。
▼まとめ
土地家屋調査士は、独占業務として登記を目的とした測量を行います。
依頼することで、正しい面積や隣地との境界線を明確にできるでしょう。
『土地家屋調査士土井將照事務所』は、測量や登記に関する豊富な実績があります。
郡山市で土地家屋調査士をお探しの方は、いつでもご相談ください。

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