土地を相続したくない場合の対処法

query_builder 2024/04/01
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相続した土地をどうするかは、相続人の自由な判断によります。
しかし、相続した土地には固定資産税や管理費などの負担がかかるため、手放したいと考える方もいるでしょう。
そこで今回は、土地を相続したくない場合の対処法についてご紹介します。
▼土地を相続したくない場合の対処法とは
■売却する
相続した土地を、市場価格で売って現金化できます。
土地の管理費や固定資産税の負担から解放され、売却益が得られる可能性もあります。
しかし、売却益が相続税の対象になることや、売却に時間や手間がかかることも考慮しなければなりません。
■寄付する
相続した土地は、公益法人や社会福祉法人などに無償で譲渡することも可能です。
管理の手間や固定資産税の負担がなくなるだけでなく、寄付金控除が受けられます。
ただし寄付先が限られ、寄付に関する手続きも必要なため、時間に余裕を持って準備を進めることが必要です。
■相続放棄する
売却や寄付の手続きが面倒な場合は、相続放棄という方法もあります。
相続放棄の手続きだけで済み、相続税を負担する必要もありません。
ただし相続した土地だけでなく、他の財産も一切受け取れなくなるため注意が必要です。
また、相続放棄を取り消すことも不可能です。
▼まとめ
土地を相続したくない場合は、売却・寄付・相続放棄といった方法で土地を手放せます。
それぞれにメリットとデメリットがあるため、自分に合った方法を慎重に検討しましょう。
当事務所では、土地や家屋に関するご相談を承っておりますので、相続した土地の処分にお困りの方はぜひご相談ください。

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