新たに土地の所有者となり、境界標の設置を検討中ではありませんか。
境界標は自分の土地の範囲を示す大切なもので、設置にはいくつか注意点があります。
そこで今回は、土地の境界標を設置する際の注意点をご紹介します。
▼土地の境界標を設置する際の注意点
■正しい位置に設置する
境界標には、自分の土地の範囲を明確にする役割があるため、正確な測量による正しい位置への設置が必要です。
新たに登記を行う場合は、土地家屋調査士による図面の作成も必要になるため、時間に余裕を持って依頼しましょう。
■適切な方法で設置する
正確な測量をもとに設置しても、適切な方法を選択しないと境界杭のズレや抜けが起こる場合があります。
地盤が弱い場所に、短いコンクリート杭を設置すると抜けてしまう場合もあるため、しっかり設置できる方法を選びましょう。
■立会いや承諾が必要な場合がある
設置場所が他人の土地との境目の場合、双方の立会いや承諾が必要です。
勝手に設置するとトラブルに発展する場合もありますので、双方の合意の元で行いましょう。
▼まとめ
土地の境界標を設置する際は、正しい位置に適切な種類のものを、適切な方法で設置することが大切です。
また設置場所が隣地との境目の場合は、立会いや承諾のもとで進めるとトラブルを避けられるでしょう。
登記に関する境界標を設置する際は、土地家屋調査士に依頼しましょう。
当事務所でもご依頼を承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。