隣地の樹木が越境しているときの対処法

query_builder 2024/02/08
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隣地の樹木が越境していて、何らかの不利益が生じている方もいるでしょう。
しかし、どうすればいいかわからず放置するケースや、勝手に処分してトラブルになるケースなどもあります。
そこで今回は、隣地の樹木が越境しているときの対処法について紹介します。
▼隣地の樹木が越境しているときの対処法
■樹木の所有者に剪定するよう頼む
樹木が越境していることで不利益が生じている場合は、その事実を樹木の所有者に具体的に伝えましょう。
剪定する場合の費用や方法なども相談すると、対応してくれる場合があります。
■枝を切る許可を得る
樹木の所有者が剪定に応じない場合は、自ら枝を切る許可を得ましょう。
勝手に剪定するとトラブルに発展する可能性があるため、枝を切る前に樹木の所有者に通知することが必要です。
通知の方法は書面や口頭など形式は問われませんが、証拠として残しておくと安心です。
■条件に当てはまれば自ら剪定できる
催告を無視した場合や、樹木の所有者がわからない場合は、自ら枝を剪定できます。
また、樹木が倒れそうになっていたり病害虫が発生していたりするなど、差し迫った事情がある場合も認められています。
トラブルを避けるためにも、剪定する枝は必要最小限度にとどめ、切った枝は隣人に返還しましょう。
▼まとめ
隣地の樹木が越境しているときは、まず樹木の所有者に剪定するよう頼みましょう。
剪定に応じてくれない場合は、枝を切る許可を得て自ら剪定できます。
当事務所では、土地や家屋に関するトラブルの解決をサポートいたしますので、樹木の越境でお困りの際はぜひご相談ください。

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